総合型・推薦ルートB4F 書の間 ・ STAGE 10

志望理由書の書き方|4つのパーツと5つのステップで組み立てる

クリア目安 8分最終更新

このステージで手に入るもの

  • 志望理由書の4つのパーツ
  • 書く前にやる準備の5ステップ
  • 落ちる志望理由書のパターン
キミ

志望理由書、何から書けばいいか全然わからない…

案内人

いきなり書き始めるから迷うんだ。志望理由書には決まった「骨組み」がある。まずはそれを手に入れよう。

志望理由書で大学が見ていること

志望理由書を読む大学の先生が知りたいのは、次の2つです。

  • この学生は、うちの大学で学ぶ理由がはっきりしているか
  • 入学したあと、学び続けて伸びていきそうか

その判断の物差しになるのが、大学が公表しているアドミッション・ポリシー(求める学生像)です。志望理由書は「自分がその学生像に合っていること」を、自分の経験から証明する書類だと考えましょう。

志望理由書の4つのパーツ

合格する志望理由書の多くは、次の4つのパーツでできています。

パーツ 書くこと 800字の場合の目安
① きっかけ 興味を持った具体的な出来事・経験 約200字
② 問題意識 その経験から何に気づき、何を学びたい・解決したいのか 約200字
③ なぜこの大学か 学びたいことが、その大学のどの授業・ゼミ・先生・制度で実現できるか 約250字
④ 将来 大学で学んだことを、卒業後どう生かしたいか 約150字

字数の配分はあくまで目安です。大切なのは、①から④が一本の線でつながっていること。きっかけと将来の話がバラバラだと、読む人に「なぜこの大学なのか」が伝わりません。

案内人

特に差がつくのが③だ。ここが「どの大学にも言えること」になっていないか、必ずチェックしよう。

書く前の準備5ステップ

  1. アドミッション・ポリシーを読む
    大学・学部のサイトや募集要項から「求める学生像」を探して、キーワードをメモします。
  2. 自分の経験を書き出す
    部活・授業・探究・読んだ本・ニュース・家族のことなど、気になったことを全部書き出します。「なぜそれが気になったのか」を3回くり返して深掘りすると、②の問題意識が見えてきます。
  3. 大学を具体的に調べる
    シラバス(授業の一覧)・ゼミ・先生の研究テーマ・留学などの制度を調べ、オープンキャンパスにも行きます。「この授業で、これを学ぶ」と言えるところまで具体的にします。
  4. 骨組みを箇条書きで作る
    4つのパーツを、それぞれ1〜2行の箇条書きにします。文章にする前に、ここで人に見てもらうのがおすすめです。
  5. 書いて、読んで、直す
    文章にしたら声に出して読み、先生など第三者に読んでもらって書き直します。最低でも3回は書き直すつもりで、時間に余裕を持って始めましょう。

落ちる志望理由書のパターン

このワナにかかると一発アウト

  • どの大学にも言える:「貴学の自由な校風に惹かれ」「充実した環境で学びたい」は、ほかの大学の名前に入れ替えても通じてしまう
  • 憧れだけで終わる:「◯◯になりたいから」だけで、大学で何を学ぶのかが書かれていない
  • 調べたことの羅列:大学の特徴を並べただけで、自分の経験や問題意識とつながっていない
  • 「なぜこの大学か」が抜けている:経験と将来の話は書いたのに、その大学で学ぶ理由がない

骨組みの例

地元の商店街に興味を持った人の、骨組みの例です。

骨組みの例(経済学部を志望)

  • ① きっかけ:高校の3年間で、地元の商店街の店が5軒閉まった
  • ② 問題意識:人通りはあるのに、なぜ店が続かないのか。地域でお金が回るしくみを知りたい
  • ③ なぜこの大学か:この大学の経済学部には、学生が自治体と一緒に商店街を調べるゼミがある
  • ④ 将来:地元にもどり、商店街の店が続くしくみづくりに関わりたい

これは書き方を見せるための例です。実際に書くときは、本当にある授業やゼミを調べて、自分の経験で組み立ててください。

次のステージでは、志望理由書と一緒に出すことの多い「活動報告書」を攻略しよう。

手に入れたアイテム(まとめ)

  • 志望理由書は「きっかけ・問題意識・なぜこの大学か・将来」の4つのパーツで組み立てる
  • 書く前に、アドミッション・ポリシーを読み、自分の経験を書き出し、大学を具体的に調べる
  • 「どの大学にも言えること」「憧れだけ」「調べたことの羅列」は落ちるパターン
  • 骨組みを箇条書きで作ってから文章にし、人に読んでもらって書き直す

よくある質問

志望理由書は手書きですか?

大学によって違います。手書きの指定、Web での入力、PDF の提出などさまざまなので、募集要項で必ず確かめてください。

何回くらい書き直すものですか?

決まりはありませんが、最初に書いたものがそのまま通ることはまずありません。骨組み(箇条書き)の段階で人に見てもらうと、書き直しの回数を減らせます。

字数はどれくらい埋めればいいですか?

指定字数の9割以上を目安にしましょう。大きく足りないと、熱意や準備が足りないと受け取られることがあります。

クリア条件

「なぜ、この大学でなければいけないのか」を一文で言えたらクリア!

志望校の授業・ゼミ・先生の研究などの具体的な名前を入れて、「この大学の◯◯で、◯◯を学びたいから」と一文で言えたら、このステージはクリアだ。言えなければ、STEP3の大学調べにもどろう。

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